みなさん、こんにちは。

今回は、私たちが備えなければならない南海トラフ地震について、香川県が発表している情報を元に、とりわけその数字の部分に注目して、耐震の意識を高め、共有できたらと思います。

まず、ここで使用している情報は、香川県のホームページ内「住宅の耐震対策補助(民間住宅耐震対策支援事業)」http://www.pref.kagawa.lg.jp/jutaku/taishinhojyo/ を引用しています。

1)
今後30年以内に、南海地震は、70%の確率で発生すると言われています。
(政府の地震調査委員会発表による。)

2)
県内でも震度6強や震度7の震度が想定されている地域があります。
(中央防災会議資料による。)

3)
香川県内で、昭和56年以前に建てられた住宅は約14万戸あり、そのうち耐震性能が不足していると考えられる住宅は約9万7千戸あります。
(平成25年住宅・土地統計調査による。)
昭和56年以前に建てられた住宅の約70%が耐震性能不足ということになります。

4)
香川県は、比較的地震の少ない地域だと言われていますが、1946年に発生した「昭和南海地震」では、死者52人、家屋全半壊約3,000戸の被害がありました。
※昭和南海地震:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%8D%97%E6%B5%B7%E5%9C%B0%E9%9C%87

改めて、倒壊の可能性のある建物の割合がその期間に建てられた住宅の約70%という数字に驚かされます。
築35年以上の木造住宅となります。
お宅は大丈夫でしょうか??