正解.(3)約1.4万円 

トイレリフォームの際に、お客様より必ずと言って良いほど質問を受ける内容が、節水型トイレの効果についてです。
多少割高になる節水型トイレですが、使用する水量が少なくなることで、水道料金が安くなるのはもちろん、環境にも優しくなるイメージはあるものの、その具体的にその節水の効果が金額や水量でどれくらいなのかのお尋ねです。

LIXILトイレ画像

もちろん、その効果はそれぞれの家族構成や家に居る時間、それにトイレ自体によって異なりますが、代表例としては、年間の差額が13,600円という試算があります。
カタログ等にはそのトイレが1回あたりに流す水量が記載されています(「大4.8L」など)ので、まずはそこを良く見てください。

節水型トイレの効果比較図

これは、従来型の水洗トイレで、1回あたりに使用する水の量が13Lのものと、節水型トイレ「大4.8L」のものとの比較の図です。
節水トイレでは、なんと!、約68%が節水できます。
この節約できた水の量は、年間で浴槽約210杯分に相当し、その結果、年間約13,600円の節約が可能となります。

なお、この試算には下水道料金の費用の影響が含まれておりません。
水道使用量が少なくなれば、それに連動して、下水道使用量も減少し、この分の費用効果も期待できます。

最新トイレの主な機能例・メリット

また、最新のトイレは、節水の他にも様々な機能が向上しています。

  • タンクスペースが小さく(一部、タンクレス)、スペースが有効に活用できます。
  • 少量の水ながら、形状等、強力な洗浄のための工夫がされています。
  • 汚れの付着を防ぐ表面のコーティングで、お掃除が楽です。
  • 温水洗浄便座も省エネ強化でますます懐にやさしいです。

  LIXIL アメージュ フチレス

文中の年間13,600円の節約例は以下の条件により試算したものです。
家族構成:4人(男性2人、女性2人)大1回/日・人、小3回/日・人、
水道料金:265円/立方メートル


※このコーナーのクイズの答え、解説は当社調べによるものです。