正解.(2)13年 

外壁の塗替えの大まかな目安として、10年や15年などと言われていますが、当社の例ではだいたい13年位というのが目安のようです。
もちろん、壁の素材や既存の塗料、その他外観の状態(ひび割れ、粉ふき、変色)により、異なりますので、実際には専門家による個別の診断が必要です。

なお、以下の外観でのチェックはお客さまご自身でも可能ですので、確認してみてはいかがでしょうか?。

◆ ひび割れ(クラック)

文字通り、表面から見える壁のひび割れです。
ひび割れの状態を放置していると、そこから雨水が浸水し、壁素材自体に損傷を与えるとともに、断熱材のカビや躯体の腐食、シロアリの増加など様々な被害への原因となりますので、至急の修繕が必要です。

  壁のひび割れ例

◆ 粉ふき(チョーキング)

雨水や日光にさらされることで、壁の塗料や素材自体が損傷している状態です。
手で軽く触っただけでも、壁表面の塗料や素材が手に着くかどうかで確認できます。
黒板のチョークになぞらえて、チョーキングとも呼ばれています。
これもお客様自身で確認いただける、壁からの修繕タイミングのサインです。

  粉ふき(チョーキング)の例

◆ コーキング切れ

コーキングとは、気密性や防水性のために、建材の隙間に充填する目地材のことです。
特に外壁のコーキングは長年の日射や雨滴等によって硬化し体積が小さくなって、建材の間に隙間が生じるようになります。
ひび割れ同様に、そこから雨水が浸水し、断熱材のカビや躯体にダメージを与えかねないため、至急の修繕が必要です。

  コーキング切れの例

◆ 変色・色あせ

変色の多くは汚れが取れなくなったもので、次いで、日光や雨水にさらされたことが原因で発生しています。
たとえ機能的な問題がない場合でも、美観やそこから発生するお家全体の雰囲気など、放置することで発生するデメリットがあります。
特にアパートなどの賃貸住宅では、入居者の募集や家賃維持においては重要な要素になります。

  変色した壁の例

外壁塗装とあわせて、しばしば検討されるのが屋根塗装です。
こちらはお客様自身でのチェックすることがなかなかできませんし、危険を伴いますので、専門家へ診断を依頼ください。
【屋根塗装が必要な状態の例】
屋根塗装が必要な状態の例

外壁塗装と屋根塗装を一度に行うとなると、出費が気になるところですが、同時に行うことで、足場建設の費用が1回分で済んだり、工期が圧縮できるなどの効果があります。

足場組み上げ写真1

足場組み上げ写真2


※このコーナーのクイズの答え、解説は当社調べによるものです。